基本理念
私たちは、子どもたちが児童憲章のもと、その人権を重んじ、幸せになることを願い、よりよい養育環境の提供に努めます。
基本方針
1.こどもたち一人ひとりの思いを汲み取り、安心して生活できる環境を提供します。2.こどもたちとのふれあいを深め、豊かな愛着関係を築きます。
3.こどもたちの体調の変化に留意し、健康管理に努めます。
4.こどもたちが家庭に戻り、安定した生活を送れるように支援します。
5.ボランティアや地域と連携し、養育の専門性を活かした子育て支援に努めます。
6.職員は、専門職としてのより深い知識と確かな技術を身につけます。
乳児院って?
徳島赤十字ひのみね医療療育センター附属乳児院は、児童福祉法により昭和28年認可された施設で、社会的あるいは医学的事情により家庭で育てることが難しい概ね満2歳まで(こども女性相談センターが適当と判断した場合は就学前まで)の乳幼児をお預かりして養育する徳島県では唯一の施設です。
また、地域に開かれた子育て支援の場所でもあり、育児で困ったときや疲れたとき、短時間子供を預かって欲しいときなど、あなたのお手伝いができます。
ひとりで悩まないで、気軽に児童相談所や乳児院にご相談下さい。
施設の概要
- 設置主体
- 日本赤十字社
- 運営主体
- 日本赤十字社徳島県支部
- 入所定員
- 45名(暫定33名)
事業報告・事業計画・予算
職員構成
- 院長
- 看護師
- 障害児や病虚弱等の子どもが多く生活しています。そのために、看護師が交代で平日だけではなく休日・夜間も常在して、医療・看護ケアをしています。 子どもの生命を守り、病気に負けず心身ともに元気いっぱいに育つように、保育士・栄養士などと協力し、健康づくりをしています。 また、ご家族の方から、子どもの病気に関するご相談にも応じております。
- 保育士
- 子ども達が24時間安心して生活でき、基本的生活習慣を身につけられるよう、発育・発達に応じた環境作りに配慮しています。 そして、愛着関係の形成を築けるように担当制を行い保育しています。 共に遊び、共に笑い、時に涙して、這った!立った!歩いた!等と、日々子どもの成長に感動し、喜び、見守っています。 四季折々の行事等多くの経験を通して、情緒豊な元気でたくましい子どもに成長することを願っています。
- 家庭支援専門相談員
- こんなことでお困りではありませんか? 子どもを家に引き取ろうかと思うが不安だ・・・。 家にはなかなか引き取れないけれど・・・。 何か利用できるサービスはないだろうか? 地域の保育園に入れたいがどうしたらよいか? 経済的に大変だけれど、どうしたらよいか? その他・・・ ご家族と共に考え、問題解決のお手伝いをします。 乳児院内におりますので、どうぞ気軽に声をかけてください。
- 心理療法担当職員
- 子どもの発達や心の状態を行動観察や検査などから把握し、それぞれの子どもの状況に合わせて、生活場面での働きかけや遊びを通じた心理療法(プレイセラピー)を行っています。 また、家庭支援専門相談員と連携して、子どもとご家族の関係づくりのお手伝いをします。子どもやご家族の気持ちを暖かく受けとめ、寄り添い、支援することを心がけています。
- 里親支援専門相談員
- 乳児院から退所した後、里親のもとで暮らす子どもたちが増えています。里親支援専門相談員は、里親と子どもの双方が安心して生活していける関係性を築くための支援をしています。乳児院での交流中だけでなく、里親委託後もアフターケアとして子どもの様子や生活状況をうかがい、里親の抱える悩みや困りごとについて一緒に考えます。
- 管理栄養士・調理師
- お子さん一人ひとりの発育段階や体質に合わせた食事を提供しています。 季節の食材を使って、楽しい食事となるように献立の工夫に心がけています。
- 業務員
- 事務員
アクセス
・徳バス 日赤前下車 徒歩5分
・JR 中田駅または南小松島駅下車 徒歩10分